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過去の事例 廃木材再資源化モデル事業
京都新聞 2000年2月5日(SAT)
清掃工場排ガス、
京都市が実験チップを加工し活用
廃材活性炭でダイオキシン除去
99.9%以上吸着


京都市は4日、廃棄された木材からつくった活性炭を使って、クリーンセンター(清掃工場)の排ガスから猛毒のダイオキシン類を除去する実験に成功したと発表した。除去性能は99.9%以上で、廃材の効率的なリサイクルにもつながるとしている。
 市は一九九八年度から、クリーンセンターに持ち込まれる廃材の再資源化モデル事業に取り組んでいる。この中で、廃材の約七割が合板や製紙原料に有効利用できることが確認されたが、残る三割をどう処理するかが課題となっていた。
 そこで、廃材を細かいチップ状にしたうえで、ダイオキシンを吸着する活性炭にすることを計画。活性炭の製造技術を持つ市内の業者の協力を受けて、実験を進めていた。
 昨年十月から十一月にかけて伏見区のクリーンセンターで行った排ガスに活性炭を噴霧する実験で、2002年10月から適用される国の新基準である一立方メートル中一ナノ(十億分の一)グラムを大幅に下回る0.00032ナノグラム以下にまで、ダイオキシン類を抑える成果 を収めた。
 市のクリーンセンターの排ガスは、いずれも現行の国の基準(80ナノグラム)を下回っているが、さらに改善できることになる。担当の市環境局は「廃材を活用した実験は全国初で、良好な結果 が得られた。今後はコスト面などの研究を重ねて、事業化したい」と話している。


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